翻訳と辞書 |
揖斐・長良川橋梁 (近鉄名古屋線) : ウィキペディア日本語版 | 揖斐・長良川橋梁 (近鉄名古屋線)[いび ながらがわきょうりょう]
揖斐・長良川橋梁(いび・ながらがわきょうりょう)は、三重県桑名市内の揖斐川・長良川に架かる近畿日本鉄道名古屋線の橋梁である。桑名駅と近鉄長島駅の間に架かる全長991.7mに及ぶ鉄道橋で、近鉄の全橋梁では最も長い。木曽川橋梁とともに三重県内から名古屋への通勤通学輸送、名古屋と大阪を結ぶ都市間輸送、そして国内各地から伊勢志摩方面への観光輸送など、様々な役割を担う近鉄の基幹路線の一つを支える交通の要衝である。 現在の橋梁は1959年(昭和34年)9月に完成した2代目であるが、伊勢寄りにある垂直方向の鋼材が組み込まれた1スパンは、1929年(昭和4年)に完成し1942年(昭和17年)8月に新松阪~大神宮前間が廃止されたことにより不要となった伊勢電気鉄道の宮川橋梁の一部を補修の上移築したものである。 == 揖斐・長良川橋梁(関西急行電鉄) == 元々は、三重県北中部を中心に鉄道による旅客輸送を行っていた伊勢電気鉄道が名古屋進出を図るに当たっての難関のひとつである木曽三川超えを克服するために国鉄から払い下げを受けた関西本線の揖斐・長良川橋梁(初代)であったが、その後伊勢電気鉄道は経営難に陥ったため大阪電気軌道の子会社である参宮急行電鉄と合併することとなり、揖斐・長良川橋梁と木曽川橋梁の建設は、合併直前に両社の共同出資で設立された関西急行電鉄によって建設されることとなった。建設時には当初の計画の通り国鉄から払い下げを受けた橋脚を活用することとし、1938年(昭和13年)6月に完成、供用が開始された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「揖斐・長良川橋梁 (近鉄名古屋線)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|